今回も私の敬愛するゲーム作家アレックス・ランドルフさんの作品を紹介したいと思います。
その名も”ベニスコネクション”
内容を分かりやすく説明すると小学生の時とかにやってた○×をちょっと複雑にした感じのゲームです。ものすごく単純!!
ここでルールを説明してしまうと紙で簡単に作れてしまいます。
なので詳しい説明は抜きにします。
一言で要素を語ると、○×と同じように運の要素はまるでありません。ガチンコ勝負です。
なので好き嫌いがはっきりすると思います。
簡単に作れる、と言いましたがほんとに簡単に作れます。でも製品を買ったほうが10倍は楽しめると思います。デザインもいいですし、なにしろ、ランドルフさんの手のひらの上で遊ばせてもらってる感じがします。
なので興味を持った人は是非製品を買ってください。
自分でもっとデザインが素晴らしいものが作れると思った人は自作するのもよいでしょう。
私は中高生の時に将棋を紙に書いてやっててむなしい思いをしたので今回はプロの人にお任せすることにしました。
見よ、このデザインを!!
サイコロを振るだけのゲームです。足し算さえできればだれにでもできます。勝てるかどうかはわかりませんが・・・
こう書くとスゲーつまんなさそうに感じますが、おどろくなかれ、だまされたとおもって是非プレイしてみてください。10分位で終わるし。2人から遊べます。
はじめに書いたようにサイコロ振るんですけど、最初はサイコロ8個振ります。8個です。約1.5センチ四方なのでそんなに小さくもなくそんなに大きくもありません。
そしてコレを振るのがとてつもなく楽しい。なんか人間がサルだった時代から遺伝子に組み込まれていた原始の喜びのようなものを感じます。だから、サルにやらせてみてもきっと喜ぶにちがいありません。もうルールもへったくれもない解説ですが。
←そしてこれ、サイコロを振ってこれをとりあうわけなんだけど、上の数字がさいころの目の合計で下の虫の絵が点数です。
ややこしいとこはここだけ。そしてこのコマもすごくよくできています。ドミノ牌見たいな感じ。
これをとりあってなくなったらゲーム終了です。ただおわるころにはそんなモンは、どうでもいい位に楽しくなっているはずです。
なんなんでしょうかこれは、サイコロといいコマ?といい、一言で言えば、いい仕事してます。それに簡単なルールが加わって奇跡的な面白具合になっています。
はずかしながら、私はコレ買った当初、毎日ひとりで遊んでおりました。狂ったように。
ただ短時間で遊びすぎると、しばらくは飽きてしまうので、注意してください。
報告に行くのはもちろん村の青年団。ときには魔法を使って仲間じゃまをしたり、邪魔をされたりしながら不思議アイテムを探していくことになります。
ルールはとってもかんたんでサイコロを2つ振り、ぞろ目でなければどちらかの数だけマスの上をすすみます。木のあるマスに止まると木をめくって不思議アイテムが何なのかを見ることができます。国王の指示したアイテムの場所がわかればお城へGO。みごと対応する木をしめせれば、アイテムカードがもらえます。このアイテムカードを先に3枚GETした人が勝ちになります。
サイコロ振ってすすんだ先にそのマスに誰かいた場合、その人は即座に村(スタート地点)に返されます。きっと「お前の家、燃えてるダヨ。」「ナヌー、そりゃマズかんべぇ」というやりとりがなされている模様です。
↓今、王がさがしている不思議アイテムは白雪姫にでてくる小人のぼうしです
サイコロ振ってぞろ目が出るとおまちかね、魔法を放つ準備が整いました。魔法は3種類ありどれかひとつを使うことができます。(使わずにサイころの目1個分進むこともできます)
その1、 千里眼 すきな木を1本めくることができます。
その2、 瞬間移動 城の入り口までワープできます。
その3、 催眠術? 王の指示するアイテムを変えることができます。(カードシャッフル)
魔法はどれも強力です。
こうやってすったもんだの末にアイテムを見つけに行くんですが、運が悪いとなかなか木のマスに止まらないんですよ。近くに誰かいたら、村に戻されちゃったりするし。
この前4人でプレイしたんですが、序盤で泥仕合になってしまいました。酒が入っていたこともあり、記憶力もなく後半は、かく乱作戦?に出たんですが、地道に森めぐりをしていた青年団員にあっさり3枚取られてしまいました。
勝ち負けにこだわらず、ワイワイ遊ぶのがいいと思います。お盆や正月に親戚の子供とかとやると面白いかも。見た目はかわいいですが真剣にやると頭痛くなります。
←広場に集まる青年団員達。